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仙台国際音楽コンクール 日本人最高位の3位入賞 友滝真由 さん


天理教音楽研究会「弦楽教室」でバイオリンを学び、現在、ドイツのベルリン芸術大学修士課程で研鑽を積む友滝真由さん(23歳・明大分教会ようぼく)は、先ごろ仙台市で行われた第7回「仙台国際音楽コンクール」(主催=同組織委員会、仙台市ほか)に出場。世界各地から気鋭の若手奏者がエントリーするなか、日本人では最高位となる3位(1位該当者なし)に入賞した。

日本人最高位の3位入賞 ドイツ在住の 友滝真由 さん

仙台市の開府400年を記念して2001年に初開催された同コンクール。以後、3年に一度開かれ、才能ある若い演奏家が多数輩出。国際音楽コンクール世界連盟に加盟している、国内有数のコンクールとして知られる。
友滝さんは、3歳からバイオリンを始め、10歳から弦楽教室で学んだ。
高校1年時に出場した、第22回「日本クラシック音楽コンクール」(主催=日本クラシック音楽協会)バイオリン部門高校の部では、グランプリを獲得。さらに翌年、第66回「全日本学生音楽コンクール大阪大会」(主催=毎日新聞社、NHK)高校の部で1位に輝くなど、数々のコンクールで入賞経験を持つ。
高校卒業後は渡独して、ベルリン芸術大学へ。現在は同大修士課程で、技術に一層の磨きをかけている。

真摯な姿勢が音に

今回のコンクールでは、世界15カ国・地域からの応募者のうち、日本人12人を含む36人が本選へ。
セミファイナル以降の審査では、高関健氏が指揮する仙台フィルハーモニー管弦楽団の伴奏で、演奏を披露した。
ファイナルの舞台には、厳正な審査を勝ち抜いた6人が進出。友滝さんは、課題曲にモーツァルト作曲の『バイオリン協奏曲第5番イ長調』を、自由曲にブラームス作曲の『バイオリン協奏曲ニ長調』を、それぞれ選択。高度な技巧を要する作品の世界観を、力強く多彩な音色で表現し、日本人では最高位となる3位に輝いた。
審査員からは、真摯に楽曲と向き合う姿勢が高く評価されたという。
弦楽教室時代の指導者である相原瞳さん(41歳・教会本部ようぼく)は「昔から素直で真面目な性格で、ひたむきに練習に取り組んでいた。以前よりも演奏に磨きがかかっており、自分の世界を音楽で表現できる演奏家に成長している」と評した。
コンクールを終えた友滝さんは「前回の予選敗退の悔しさを胸に、コンクールに臨んだ。たくさんの方のご指導や温かい応援のおかげで入賞できたと思っており、いまは感謝の気持ちでいっぱい。今後は、日本とドイツの音楽文化をつなぐようなコンサートやイベントを企画し、お世話になった方々へのご恩返しができれば」と語った。


なお、コンクール本選出場者の演奏の様子は、「仙台国際音楽コンクール」公式ホームページから視聴できる。
仙台国際音楽コンクール公式サイト

天理時報2019年7月28日号 掲載