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県大会開幕 〝花園〟出場懸け”天理管内3高校ラグビー部”


11月3日、第99回「全国高校ラグビーフットボール大会」奈良県大会が親里ラグビー場で開幕する。
全国の高校生ラガーマンの聖地〝花園〟への出場を目指して、親里管内3高校のラグビー部は練習に余念がない。


メンバー全員が、高校からラグビーを始めた〝初心者〟という天理教校学園高校。今年はウエートトレーニングに力を入れているほか、徹底したハンドリングスキルの習得にも努めている(写真)。
紙谷直樹監督(52歳)は「今年は、例年偏りがちなFWとBKのバランスが良く、スクラムなどのセットプレーも強豪校と比べて遜色ない。十分に戦えるところを見せたい」と話す。
夏合宿では、ラグビー日本代表・稲垣啓太選手の出身校、新潟工業高校に勝利するなど、花園常連校との練習試合を通じて力をつけてきた。さらに、伝統のタックルにも磨きをかけている。
山口朝也キャプテン(3年)は「試合では常に自分たちのペースでプレーできるよう、体を張って戦い、監督を花園に連れていきたい」と意気込む。

天理高校第2部は、45分という限られた時間を有効に使い、内容の濃い練習に取り組んでいる。
昨年のレギュラーメンバーが10人以上残り、試合経験の豊富な選手がそろう今年のチーム。
セットプレー、特にラインアウトを中心に強化しているほか、スクラムでは体格の大きな相手に押しきられないよう調整を進めている。
また、試合中のコミュニケーションを重視し、練習中から声かけを意識。チームワークの向上に努めてきた。
庄司晋佐監督(33歳)は「ハードワークはもちろん、試合中に気持ちのむらが出ないよう、メンタル面の強化も図ってきた。チーム一丸となり、泥臭いラグビーで戦ってほしい」と期待する。

昨年、3年ぶりに花園出場を果たし、ベスト8入りした天理高第1部。2年連続の花園進出、その先にある「高校日本一」を目指し、練習に励んでいる。
8月末には、「国民体育大会」近畿ブロック大会に奈良県代表として出場するも、2回戦で大阪府選抜に敗れ、唇を?んだ。
その敗北から、体格の大きな選手への対応を課題に掲げ、ディフェンス面を中心に強化。タックルの方法などを見直してきた。
こうしたなか、9月には昨年の全国ベスト4の強豪・東福岡高校との練習試合で36‐22と勝利するなど、着実に力をつけている。
前川風雅キャプテン(3年)は「悲願の日本一を果たせるよう、一つひとつの試合を、情熱を持ってひたむきに戦う」と闘志を燃やす。

なお、天理高第2部は3日、奈良朱雀高校との初戦に臨む。教校学園高は同日に県合同チームと争い、その勝者が10日、天理高と対戦する。(10月30日記)

天理時報2019年11月3日号 掲載