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センバツ特集 守備編 甲子園へ-天理高校野球部-

準備万端

約1カ月後に迫った第92回「全国選抜高校野球大会」。準備に怠りない天理高校野球部を紹介する〝センバツ特集〟2回目は、守りの要となる選手や投手陣を紹介する。
昨年の公式大会、圧倒的な打撃力の裏で勝ちを支えたのは、要所で光る守備力の高さだ。
新チーム発足後、選手たちは自主的に朝練をスタート。週2回、スイングや捕球などの基本技術に磨きを掛けてきた。
下林源太キャプテン(2年)は「チーム発足時、僕らの代には〝これ〟といった取り柄がなかった。そこで、打撃も守備も、とにかく基礎から練習を重ねることで『先輩たちに追いつこう』『自信を持って試合に臨もう』と意識を高めてきた」と振り返る。
明治神宮野球大会の中京大中京高校戦こそ、相手の強打の影響で守りを乱したものの、公式戦でのエラーは1試合平均1個と堅実。そのうえで、中京大中京戦の経験を反省材料に、この冬は特に守備練習に時間を割いてきた。
徹底して繰り返したのは「キャッチ」「ステップ」「スロー」の三つの基本動作。これを順番通りスムーズにつなげられるよう、ボールの取り方やステップの踏み方を強く意識している。
中村良二監督(51歳)は「守備の基礎練習は、下半身強化やリズム感を養うのにも効果的で、体力づくりの一環になる。甲子園に向けて、この冬しっかり準備してきた」と話す。
守備の要となるのは、キャッチャーの山元太陽選手(2年)。相手バッターに的を絞らせない好リードと、コントロール抜群の送球で投手陣を支える。
さらに、セカンドを守る田中輝希選手(同)は、中村監督が「守備のうまさでレギュラーを勝ち取った」と評する球さばきが持ち味。ショートの杉下海生選手(1年)との二遊間コンビは鉄壁だ。
一方、投手陣の主力は秋にエースとして活躍した庭野夢叶投手(同)。制球力が良く、打たせて取るピッチングを主体としているが、球種を増やし、三振も狙える投手へと成長。近畿大会と明治神宮大会では4試合で完投し、エースの意地を見せた。
また、サウスポーの吉岡大誓投手(同)は秋の県予選で全試合に登板。多彩な変化球と強気のピッチングを武器に、甲子園でも活躍に期待がかかる。
庭野投手は「この冬は特に下半身を鍛えてきた。甲子園のマウンドを楽しみ、ピンチの場面も平常心で投げ抜きたい」と気合を入れる。


春の選抜大会は3月19日開幕。組み合わせ抽選会は、3月13日に行われる。

天理時報2020年2月16日号 掲載