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スポーツクライミングリードジャパンカップで初優勝-天理高校の西田秀聖選手-

 天理高校3年生の西田秀聖選手(=写真中央)は、8月9日から11日にかけて盛岡市の岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場で行われた、年齢制限のない国内主要大会「スポーツクライミングリードジャパンカップ」に出場、唯一の完登で初優勝に輝いた。
 スポーツクライミングは、ホールドと呼ばれる突起物に手や足をかけて人工壁を登る競技。何通りのルートで登れたかを競う「ボルダリング」、登った壁の高さを競う「リード」、登りきる速さを競う「スピード」の3種目がある。
 リード種目を得意とする西田選手は、昨年「IFSCクライミング・ワールドカップ ブリアンソン」や「IFSC世界ユース選手権」ユースAのリード部門で優勝。海外の大会で好成績を残す一方、ジャパンカップは7位入賞に留まった。
 今年3月、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、リードジャパンカップが2度延期に。さらに、日本山岳・スポーツクライミング協会は、ワールドカップへの日本代表選手の参加を見合わせ、西田選手も欠場を余儀なくされた。
 そんななか、リードジャパンカップの8月開催が決定。西田選手は今年初の公式戦に向けて、離れたホールドに飛びつく「ランジ」をはじめ、苦手とするボルダリングで多用されるダイナミックな動きを練習してきた。
 迎えた本番。予選を13位で通過すると、準決勝では大きく調子を上げ、オリンピック強化指定選手などのベテラン勢を抑えて、1位通過となる。
 上位8選手による決勝戦。最終競技者の西田選手は、着実に高度を上げていく。鍛えたダイナミックなムーブも難なく決めた結果、唯一の完登者となり、ジャパンカップ初優勝を手にした。
 西田選手は「格上の選手が多いなか、練習の成果を発揮できて、結果を残せたことがとてもうれしい。今後もボルダリングの技術を強化し、リード完登への‶もう一手〟を磨きたい」と話した。


 なお、同大会の結果を受けて、西田選手は今シーズンのリード日本代表メンバーに選抜された。

天理時報2020年9月13日号 掲載