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東京五輪内定! 天理高出身のスイマー 難波実夢選手 砂間敬太選手

今月初旬、東京五輪の代表選考会を兼ねた「日本選手権水泳競技大会」競泳競技が開催され、天理高校水泳部出身の難波実夢選手(18歳・MGニッシン所属・南紀大教会信者)と砂間敬太選手(25歳)が、そろって派遣標準記録を突破し、東京五輪代表選手の内定を決めた。

2種目で世界の大舞台へ

下半身の強さを生かしたキックが持ち味の難波選手。昨年の日本選手権では1千500メートル女子自由形で高校新記録をマークして優勝。現在、400メートル、800メートル、1千500メートルの高校記録を保持する〝オールラウンドスイマー〟だ。

今大会は、400メートル自由形と同800メートルの2種目にエントリー。予選を1位通過した400メートル決勝では、ライバルの小堀倭加選手に残り15メートルで逆転され、0秒02の僅差で2位に。優勝は逃したものの、タイムは派遣標準記録を突破し、東京五輪代表を決めた。

続く800予選も1位通過を果たすと、小堀選手へのリベンジを誓って決勝戦へ。

スタートから両選手がレースを引っ張ると、終盤までデッドヒートが続くなか、難波選手が0秒06の差で優勝。自己ベストを更新する8分26秒61で派遣標準記録を突破し、2種目での五輪代表を決めた。

難波選手は「800メートルをメーンに取り組んできたので、代表になれて良かった。日本の長距離自由形は、世界と比べると、まだまだレベルが低いと思うので、小堀選手と一緒に決勝を目指していきたい」と話した。

5年分の思いぶつけた

2016年のリオデジャネイロ五輪選考会では3位に終わり、あと一歩のところで五輪出場を逃した砂間選手。国内の大会で何度も目の前の壁として立ちはだかってきた、ロンドン五輪銀メダリストの入江陵介選手に勝つことを目標に掲げ、ウエートトレーニングなどを重ねてきた。

その努力が実り、昨年8月の東京都特別水泳大会男子200メートル背泳ぎでは初めて入江選手に勝利した。

今大会、砂間選手は前回のリオデジャネイロ五輪選考会からの5年分の思いをぶつけるべく、スタート台に立った。

出場種目は男子200メートル背泳ぎ。「思うように泳げなかった」という予選は9位と出遅れたが、決勝では本来の力を発揮する。

序盤から入江選手に食らいつくと、1分56秒22のタイムで2位に入り、派遣標準記録を突破。初の五輪出場を決めた。

砂間選手は「何秒とか、誰がどこにいるとかは分からず、タッチした瞬間に『2位』の表示が見え、標準記録も切っていて、ほっとした。決勝では、5年分の思いをすべてぶつけられたと思う。でも、この記録では世界では戦えない。しっかり強化し、オリンピックの舞台では、入江選手と一緒に表彰台に立てるように頑張りたい」と語った。

天理時報2021年4月25日号 掲載