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天理大学柔道部 植岡虎太郎選手100キロ級 初優勝

天理大学柔道部の植岡虎太郎選手(3年)は11月26日、千葉市の千葉ポートアリーナで行われた「全日本学生柔道体重別選手権大会」男子100キロ級に出場し、初優勝を果たした(写真)。
3歳のころ、当時、地元中学校で柔道部顧問を務めていた父親の影響で柔道を始めた。小学生の間は柔道と野球の二足のわらじを履いていたが、中学から柔道に専念。また、父親が天理大柔道部出身ということもあり、「将来は天理大へ」との希望を胸に天理高校へ進学した。
高校2年時には「全国高校柔道選手権大会」団体戦に出場して準優勝。3年時にはインターハイの個人戦にも出場した。
目標とする選手は、自身と同じ「背負投」を得意技とする、天理大OBでオリンピック3連覇の偉業を成し遂げた野村忠宏さん。‶レジェンド〟に近づけるよう、技の切れを磨くために研鑽を積んでいる。
一方で、高校時代には「投げ技だけでは勝ちきれないことを痛感した」。天理大進学後は、足技の練習に重点を置くとともに、自分よりも身長が低い選手など、苦手とする対戦相手への対応策も学んでいるという。
今年3月、「全国体育系学生柔道体重別選手権大会」100キロ級で優勝し、初のタイトル獲得。ところが、相手選手が投げ技を警戒しているにもかかわらず、さらに「背負投」を仕掛けていくなどして、膠着状態が続く試合展開が少なくなかった。監督やコーチからは、「足技を使え」と指導されている。
迎えた今大会。初戦を「小内刈」で、2回戦を「大内返」で一本勝ちし、3回戦へ進む。
3回戦では、得意の「背負投」が警戒され、試合のペースがつかめない時間が続く。そんな中でも粘り強く戦い、延長2分32秒で反則勝ちを収めた。
準々決勝を優勢勝ちすると、準決勝は再び延長戦へ。延長1分16秒、得意の「背負投」が決まり、決勝へ進出した。
「しっかり組んで投げる」との心構えで畳へ上がると、2分9秒、「背負投」が決まり「一本」。学生柔道体重別での初優勝を決めた。

なお、天理大柔道部は12月8、9の両日に行われた「全日本学生柔道体重別団体優勝大会」にも出場。準々決勝で明治大学に敗れた。
植岡選手は「個人戦で勝ったことで、チームに少し勢いがついたと思ったが、団体戦では悔しい結果となった。次は、初めてのシニアの大会となる講道館杯が控えている。戦いは一層厳しくなるが、上位に食い込めるよう奮闘したい」と話している。
「講道館杯全日本体重別選手権大会」は来年1月17、18の両日、山梨県小瀬スポーツ公園で実施される。

天理時報2021年12月22日号 掲載