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飛込競技に打ち込む金戸快選手(日本大学4年・セントラルスポーツ所属・名高分教会信者)と、りん妹の凜選手(同1年・同所属・同)は、先ごろ大阪丸善インテック大阪プールで開催された「日本学生選手権水泳競技大会」飛込競技に出場。快選手は男子3メートル飛板飛込と同高飛込で、凜選手は女子高飛込で金メダルを手にした。二人は、ソウル・バルセロナ・アトランタ五輪の飛込競技に3大ゆき会連続出場を果たした幸さん(53けいた歳・同教人)・恵太さん(55歳・同ようぼく)両親の指導のもと、〝飛込きょうだい〟として国内外の大会に出場している。

トレーニング理論学んで

これまで思うような活躍ができなかった快選手。自身の競技力を高めたいと、国内のトップスイマーが集まる日本大学水泳部へ進学した。

大学では、スポーツ科学部に籍を置き、トレーニングについて理論的に研究。筋力トレーニングなひねどの「体力」、捻りや着水などの「技術」に加え、試合時のメンタルコントロールなどの「心理」についても新たに学んだ。

また、練習への取り組み方も変化。ただ回数をこなすのではなく、「もっと先の目標、自分の理想像まで思考を巡らしながら、現時点で何が必要かと考えて実践できるようになった」と振り返る。

大学2年時に高飛込で優勝を経験している快選手。今大会に向けては、飛ぶ際の「踏切」をより高く、早く、美しく、正確にすることを意識してきた。

初日、男子3メートル飛板飛込に出場。予選をトップ通過すると、決勝では予選でミスをした305B(前逆宙返り2回半型)を成功させるなど、6本の合計395・60で同競技での初優勝に輝いた。

さらに、翌日には高飛込に出場。ここでも予選をトップ通過して決勝へ。決勝では、1本目、2本目でミスをしたが、3本目の207C(後ろ宙返り3回半抱え型)で今大会自身最高得点の80・85をマークすると、4本目でトップに躍り出た。最終的には、2位以下を60点近く引き離して優勝し、今大会2冠を手にした。

快選手は「中学や高校の全国大会では表彰台に上がることができなかったので、大学の最終学年で2種目優勝できたことは本当にうれしい。パリ五輪の代表選手に入るという目標に向けて、踏切の精度を高めることと、技の難易度を上げることに集中して取り組んでいく」と話した。

一方の凜選手は、高飛込の予選をトップ通過。決勝では、序盤にほかの選手にリードを許したが、3本目の207Cで逆転すると、高難度の5237D(後ろ宙返り1回半、3回半ひねり)を成功させるなどして優勝した。また、翌日の3飛板飛込では準優勝した。

凜選手は「高飛込は、2年前の手術以来、優勝できていなかったので、優勝という形で、しっかり復活した姿を見せられて良かった」と話した。

また、両選手は9月13日から宇都宮市の日環アリーナ栃木屋内水泳場で行われた「国民体育大会水泳競技大会」飛込競技にも出場し、快選手が成年男子高飛込で準優勝。凜選手が成年女子高飛込で3位入賞した。