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33年ぶりに春秋連覇 天理大野球部


天理大学野球部は17日、阪神大学野球秋季リーグ第7節の関西国際大学(兵庫)戦に勝利し、春季リーグに続く2季連続17回目の優勝を決めた。天理大のリーグ連覇は、1984年以来33年ぶりの快挙となった。

 前季、1年半ぶりのリーグ優勝を手にした同部は「全日本大学野球選手権大会」に出場。トーナメントを勝ち進み、4年ぶりにベスト8入りを果たした。
「春季リーグと、その後の大学選手権を経験し、選手たちが手応えを感じたようだ。チームの目標が『全国上位』から『日本一』へと自然に変わっていった」と藤原忠理監督(52歳)は話す。
 チームは、春キャンプから続けてきた守備練習を、夏も引き続き徹底。そして、夏のオープン戦を12勝3敗で終え、勢いに乗ったまま秋季リーグに臨んだ。
 リーグ開幕戦となる甲南大学(兵庫)との第1節では、春季リーグで急成長を遂げた森浦大輔投手(1年)が先発し、2失点完投。打線は7回に2点本塁打を放つなど投打がかみ合い、3‐2で白星スタートを切った。
 天理大は翌日の2戦目も勝利して、勝ち点1を手にすると、その後も全戦全勝でリーグを勝ち進んでいく。
 迎えた第5節の大阪産業大学戦では、1戦目を8‐1で勝利した。
 リーグ優勝まで、あと一勝に迫った2戦目。初回に3点を取られた天理大は、直後に2点を返したものの、その後は波に乗りきれず、3‐4で今季初黒星を喫した。
 続く3戦目も4‐8で敗れた結果、リーグ優勝の行方は、最終の第7節へ持ち越しとなった。
「全勝優勝へのプレッシャーを感じたのか、細かいミスが重なり、敗北につながった」と藤原監督は分析。最終節までの1週間、進塁打や送球ミスなどの課題の修正に時間を費やした。
 迎えた関西国際大戦の1戦目。天理大は初回、2回に得点を重ねると、3回に2点本塁打を放って試合の主導権を握る。その後、8回表に4点を返されて同点となるも、直後に3点を勝ち越し、8‐5で快勝した。
 2日間の雨天中止を挟んだ2戦目。序盤、両チームのスコアボードに零が並ぶなか、均衡が破れたのは5回表。山本柊作選手(4年)が四球で出塁すると、そこから打線がつながり一挙4得点。守っては、先発の八木玲於投手(2年)が好投を見せ、4‐1でゲームセット。2季連続17回目の優勝を果たした。
 なお、最優秀選手賞と最優秀投手賞に森浦投手、首位打者賞に田中秀政選手(3年)、ベストナインに捕手の石原貴規選手(2年)、一塁手の田中選手、遊撃手の北川大貴選手(1年)の3人が選ばれた。


 

リーグ優勝の結果を受け、同部は10月28日に開幕する「明治神宮野球大会関西地区第1代表・第2代表決定戦」(5校対抗)への出場権を手にした。
 同部の初戦は28日第2試合、大阪市立大学と対戦する。
 藤原監督は「33年ぶりの春秋連覇は、チームにとって大きな自信になったと思う。2年ぶりの明治神宮大会出場を目指して、一戦一戦をしっかり戦っていく」と話した。

天理時報2017年10月29日号掲載




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