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あすメシ「免疫力強化の鍋で冬を乗りきろう」

松本 範子東北女子大学家政学部健康栄養学科教授


 屋外練習がきつい時期になってきました。冬はインフルエンザや風邪をひきやすい時期です。こんなときこそ、食事に気をつけなければいけません。
 競技スポーツのような激しい運動は、軽いランニングなどとは違い、体内の活性酸素が増えて、免疫機能が一時的に低下します。結果、アスリートは感染症に対して無防備な状態に陥りがちなのです。
 そこで冬は、活性酸素と戦ってくれる「抗酸化作用」のあるものを食べ、免疫力を高めて、風邪に負けない体をつくりましょう。もちろん、手洗い・うがいは基本ですよ。
 抗酸化作用が高い栄養成分として、よく知られるのがビタミンA、C、Eです。なかでも、CとEを一緒に摂ることで相乗効果が生まれ、抗酸化作用がより高まります。
 これらは、緑黄色野菜に多く含まれているので、何を食べればいいのか迷ったら、まずは色の濃い野菜を意識して選びましょう。
 さらに、果物に多く含まれるビタミンCは、細菌や感染症を予防するだけでなく、疲労回復効果も期待できます。
 冬場は、牛乳ベースの出汁と鶏肉の相性が抜群の「飛鳥鍋」がおすすめ。タンパク質は免疫細胞の主原料となるので、ビタミンたっぷりの野菜と併せたこの鍋は、免疫力アップに最適です。
 もちろん、休養を疎かにしてはいけません。オーバートレーニングに気をつけ、睡眠をしっかり取りましょう。

天理時報2017年11月26日号掲載


【松本範子】東北女子大学家政学部健康栄養学科教授。公認スポーツ栄養士。正しい食生活の指導を通して、アスリートの栄養サポートをしている



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