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リーグ連覇 悲願の大学日本一へ

天理大ラグビー部

 天理大学ラグビー部は19日、大津市の皇子山陸上競技場で開催された「2017ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」第6節に出場。京都産業大学との全勝対決となった試合をフォワード(FW)勝負で圧倒し、45‐7で完勝。最終節を残して、2年連続9度目のリーグ制覇を決めた。
 昨年、関西リーグを全勝優勝し、その後の「全国大学ラグビー選手権大会」では、4年ぶりにベスト4入りを果たした同部。主力メンバーの多くが残った今季は、伝統の“展開ラグビー”に加え、近年強化してきた強力FWもチームの強みとしている。
 リーグの開幕前には、静岡県にあるトップリーグの強豪チーム・ヤマハ発動機ジュビロへ“出稽古”。スクラム強化に、一層力を入れてきた。
 今季のリーグ開幕戦は9月30日。天理大は初戦から4試合でわずか8失点に抑える一方、得点は毎試合40点以上と、圧倒的な強さで勝ち星を重ねていく。続く第5節の近畿大学戦では4トライを奪われたものの、開幕5連勝を飾った。
 勝てばリーグ優勝が決まる第6節。19年ぶりの頂点を目指す京都産業大は、天理大と同じくスクラムを得意とするチームだ。気温9度と今秋一番の冷え込みのなか、キックオフを迎えた。
 天理大は前半7分、敵陣ゴール前のラインアウトからモールで押し込み、最後はナンバーエイトのファウルア・マキシ選手(3年)が先制トライ。その後、同点に追いつかれ、序盤は小競り合いが続いた。
 14‐7で迎えた前半32分、モールからの連続攻撃で敵陣ゴール前に迫ると、最後は強化したスクラムを押しきってトライ。21‐7で前半を折り返した。
 後半もFWのセットプレーで圧倒する天理大が主導権を握る。さらに、看板のバックス(BK)陣も機能し、16分には松永拓朗選手(1年)からパスを受けた井関信介選手(4年)が、左タッチライン沿いを駆け抜けてトライ。終盤には、チーム一の俊足を誇る久保直人選手(3年)が、立て続けに2トライを挙げるなど、後半4トライを畳みかける猛攻で、最終節を残し、2年連続関西王者の座をつかみ取った。
 小松節夫監督(54歳)は「序盤から敵陣に攻め込むことができ、互いのチームがこだわってきたセットプレーの勝負に負けなかったことが勝利につながった。まずは最終節の同志社戦をしっかりと勝ちきり、大学選手権では日本一を目指したい」と抱負を語った。
 なお、第54回「全国大学選手権大会」への出場を決めた天理大は、12月23日にキンチョウスタジアム(大阪)で行われる準々決勝に出場する。

終盤の逆転負けで“花園”出場逃す 天理高ラグビー部

 天理高校ラグビー部は同日、県立橿原公苑陸上競技場で開催された第97回「全国高校ラグビーフットボール大会」奈良県大会の決勝に出場。昨年度、花園ベスト4の御所実業高校と対戦した。
 今大会、12日の準決勝で対戦が予定されていた王寺工業高校が棄権したため、天理高は1試合も戦うことなく決勝戦を迎えた。ライバル御所実業高との決勝は、23年連続の同一カードとなった。
 試合は、前半に天理高が3トライを挙げ、19‐0でリード。ところが後半、立て続けにトライを奪われ、終了間際に逆転のコンバージョンキックを決められ、19‐21でノーサイド。2年ぶりの花園出場を逃した。

天理時報2017年11月26日号掲載





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