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天・理・見・ど・こ・ろ・探・訪vol.21


里山の夏を彩る伝統行事-虫送り-(天理市山田町)

蒸し暑い日が続きます。今回は、大和高原にある天理市山田町で、古くから行われている伝統行事「虫送り」に参加しました。

虫送りは、水田の害虫を追い払い、豊作を祈るとともに、日ごろ殺生している虫を供養するというもので、昭和の初めまで各地で行われていました。
現在はほとんど残っておらず、天理市では山田町にのみ伝わっています。毎年6月16日に行われ、平成12年に市の無形民俗文化財に指定されています。

名阪国道の福住インターから北へ15分ほど走ると、昔懐かしい木造校舎が見えてきます。
現在は公民館として使われているそうです。虫送りは、この近くのお寺で祈禱会を行った後、三つの地区に分かれてスタートします。

夕刻、出発点に松明を手にした人たちが集まってきました。
火をつけると一列に並び、太鼓や鉦を打ち鳴らしながら田のあぜ道を練り歩きます。
暗闇にゆらゆらと揺れる松明の炎が水田に映り、とても幻想的です。
30分ほど歩いた後、松明を重ねて燃やして終了。
この〝夏の風物詩〟をひと目見ようと、最近は観光バスで訪れる人も増えているそうです。

帰りは名阪国道の道の駅で、本格窯焼きピザを頂きました。自然の恵みへの感謝を忘れず、お米を大切に頂こうと思った夏の一日でした。

いきいき通信





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