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天理高校-チーム一丸”夏の大舞台”へ

インターハイ出場クラブ・選手紹介(上)

 7月26日から8月20日にかけて、三重県を中心に「全国高校総合体育大会(インターハイ)」が開催される。今年は、管内の学校から五つのクラブが団体・個人で出場を決めた(7月4日現在)。インターハイ開幕までひと月を切るなか、〝夏の大舞台〟に挑む各クラブ・選手を2週に分けて紹介する。

天理高バレーボール部男子

 天理高校バレーボール部男子は、県予選を突破し、2年ぶり6回目の出場を決めた。
 チームのエースは、高い打点のスパイクが武器の中西武琉選手(2年)。中学時代の「全国中学校体育大会」で優秀選手に選ばれた経験を持つ、超高校級選手の一人として、注目されている。
 また、春には12人の1年生が入部。バレー経験者が多く、平井心選手(1年)をはじめとして、レギュラー入りする選手が出てくるなど、大幅な戦力強化がなされた。
 迎えた県予選。予選トーナメント、決勝リーグを順調に勝ち進み、ライバル・添上高校との最終戦を迎えた。
 チームは安定したプレーを見せ、2‐0のストレート勝ち。1セットも落とすことなく優勝を決めた。
 現在〝本番〟に向けて練習に余念がない(写真)。
 鴻野直人キャプテン(3年)は「まずは、チームの悲願であるインターハイでの初勝利を目指す。そして、グループ予選を突破して、部の新しい歴史を刻みたい」と話した。
(7月26日~30日・三重県伊勢市県営サンアリーナほか)

天理高ホッケー部

 天理高校ホッケー部は、6月中旬に行われた近畿予選を勝ち抜き、男子が49年連続49回目、女子が8年連続28回目のアベック出場を決めた。
 3連覇を目指す男子は基本練習と、相手の動きを想定した実践的な練習を重ね、準備万端。ボールのキープ力が高い藤沢颯人選手(3年)など、昨年の全国大会経験者を中心に全国へ挑む。
 刑部健彦キャプテン(同)は「先輩たちに続いて、優勝を目標に掲げている。強豪校を相手に勝ち抜けるよう、しっかりと自分たちのプレーに徹したい」と話す。
 一方の女子は、26年ぶりの優勝を狙う。
 守備力が高い一方で、「攻撃につながらず、得点を奪えずにいた」反省点を踏まえ、強固な守備からすぐに反撃し、相手ゴール前への攻撃チャンスを増やせるよう練習を繰り返している。
 加藤理恵監督(32歳)は「試合を重ねるごとに選手たちの成長を感じている。準々決勝で昨年の優勝校と対戦するので、そこを乗り越え、優勝に向けて勢いをつけたい」と話した。
(7月27日~8月1日・岐阜県各務原市川崎重工ホッケースタジアムほか)

天理時報2018年7月8日号掲載