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羽ばたけ!天理のホープ

〝スポーツの祭典〟オリンピックには、これまで天理勢から多くの選手が出場して活躍した。また音楽の分野でも、世界を舞台に演奏活動を繰り広げる天理ゆかりのアーティストは少なくない。ここでは、未来のオリンピアンや一流の演奏家などを目指し、世界へ羽ばたこうとする各分野の〝天理のホープ〟を紹介する。


プロでも人一倍の努力を-太田 椋-

昨年の「プロ野球新人選手選択会議」でオリックス・バファローズから1位指名を受けた。堅実な守備と、高校通算31本塁打の長打力が持ち味だ。

小学3年生のとき、地元の少年野球チームに入団。中学では「羽曳野ボーイズ」に所属し、U‐15日本代表にも選ばれた。

天理高校では、1年生の夏からレギュラーとして活躍。2年時の甲子園大会では、3番遊撃手として同部27年ぶりのベスト4入りに貢献し、3年時には主将としてチームをまとめた。

高校時代は徳積みを意識し、朝のおつとめやグラウンド周辺のごみ拾いなどに率先して取り組んだ。
「この3年間で、自分の心も大きく成長したと実感している」

現在、1月の新人合同の自主トレーニングに向け、体力面の強化に努めている。「目標は、3番遊撃手としてレギュラーになること。プロのレベルに追いつけるよう、これからも人一倍努力を積み重ねていく」

【おおた・りょう】平成13年、大阪府生まれ。天理高校硬式野球部所属。好きな食べ物は唐揚げ。特技はけん玉。性格は負けず嫌い。座右の銘は「全力プレー」。姫京分教会所属。17歳。


天理の音楽を響かせたい-吉田 南-

5歳のとき天理教音楽研究会「弦楽教室」でバイオリンを始め、岩谷悠子さん(本部婦人)の指導を仰いだ。

天理小学校・天理中学校在学時に「全日本学生音楽コンクール」の小・中学校両部門で優勝。名門・桐朋女子高校では特待生として学び、「日本音楽コンクール」で優勝したほか、カナダの「モントリオール国際音楽コンクール」では、最年少で3位入賞を果たした。

昨年から、元渕舞さん(名★(梯子高)分教会ようぼく)が教授を務める米国ボストンの「ニューイングランド音楽院」へ留学している。現在はソロ活動だけでなく、カルテット(四重奏)にも挑戦している。

一昨年11月、「おうた演奏会」のコンサートミストレスを初めて務めた。「天理で出会った先生方、多くの人たちのおかげでいまの私がある。『健康と感謝と努力』を胸に、自分の納得がいく音楽を目指し、天理の音楽を世界中で響かせたい」

【よしだ・みなみ】平成10年、天理市生まれ。ニューイングランド音楽院2年。趣味はお笑い観賞。好きな言葉は「ひとすじ心」。ミリアム・フリード、ニコラス・コーズ、原田幸一郎、岩谷悠子、岡本智紗子の各氏に師事。越海分教会所属。20歳。


強みを生かし 夢の舞台へ-金戸 凛-

父・恵太さん(51歳・名★(梯子高)分教会ようぼく)と、母・幸さん(49歳・同教会教人)は共にソウル・バルセロナ・アトランタの飛込競技に出場。父方の祖父母も元飛込五輪選手という〝飛込一家〟に育った。

小学1年生から両親の指導を受け、ジュニアでの実績を残すと、3年前、シニアデビュー戦の「日本室内選手権飛込競技大会」で優勝。翌年の「国際大会派遣選手選考会」では、史上最年少で日本一に輝いた。

昨年11月、シニアの国際大会「FINAダイビンググランプリ・シンガポール大会」では、2位に約42点の大差をつけて初優勝。2018年のワールドグランプリランキングで高飛込1位に選出された。

同大会中、肩にけがを負うアクシデントに見舞われた。「家族や多くの方々の応援を頂き、練習に取り組めるのは幸せであり、私の〝強み〟。けがとうまく付き合いながら、夢の舞台へ向けて心身ともに成長したい」

【【かねと・りん】平成15年、東京都生まれ。日出中学校3年。姉の華さん(日本大学2年)と兄の快さん(日出高校3年)も共に飛込選手。セントラルスポーツ所属。趣味は音楽鑑賞(洋楽)。将来の目標「人の役に立てるような人になること」。15歳。


〝日本一の柔道家〟めざす-仲野 寛太-

昨年のインターハイ団体戦は主将としてチームを牽引。強豪・国士舘高校との決勝では、代表戦で中野選手が勝利し、27年ぶりの〝日本一〟に輝いた。

父をはじめ、二人の兄と姉が経験者という〝柔道一家〟に育ち、5歳から柔道を始めた。小学6年生のとき「全国小学生学年別柔道大会」50キロ級で3位入賞。高校2年時には、インターハイ100キロ超級と「全国高校柔道選手権大会」無差別級に出場し、両大会で頂点に立った。
「『得意技は?』と聞かれると迷ってしまう。それくらい、技の種類の多さに自信がある」と話す。国内外の一流選手の試合を研究し、技を修得してきた。

目標は、〝日本一の柔道家〟を決める「全日本柔道選手権大会」の無差別級で優勝すること。来春に行われる同大会予選に向け、稽古に余念がない。
「無差別級では体が小さいほうだが、大きな相手を投げる柔道を貫き、見てくれる人をワクワクさせる柔道家になりたい」

【なかの・かんた】平成12年、奈良県生まれ。天理高校柔道部所属。試合前、音楽を聞いて集中力を高める。趣味はサッカーゲームをすること。好きな食べ物は鶏肉。飛鳥分教会所属。18歳。


目標は「W杯の表彰台に」-西田 秀聖-

「ホールド」と呼ばれる突起物をつかんで人工的に作られた壁を登る「スポーツクライミング」。「ボルダリング」「リード」「スピード」の3種目のうち、高さ十数メートルの壁に設定されたコースを登って到達高度を競う「リード」が得意種目だ。

小学3年生のとき初めて壁を登り、完登の楽しさに魅せられた。翌年から堺市の有名クライミングジムを練習拠点に、父・登さん(40歳・下里分教会ようぼく)と二人三脚でトレーニングを積んできた。

2015年、「日本ユース選手権」で頂点に立つと、全日本クライミングユース選手権やジュニアオリンピックも優勝。アジアユースではリード、ボルダリングの2冠を達成。昨年8月、世界ユース選手権モスクワ大会では初優勝を果たした。
「今年の目標はワールドカップの表彰台に立つこと。疲れたときこそ次の一手を出せるよう、さらに持久力を高めるとともに、重心移動を強化したい」

【にしだ・ひでまさ】平成14年、奈良県生まれ。天理高校1年。日本山岳・スポーツクライミング協会の日本代表選手(リード)。趣味はアニメを見ること。好きな食べ物は桃。16歳。


高みを見つめ挑戦続けて-霧下 義貴-

昨年8月、「アジア競技大会」の男子日本代表「サムライジャパン」に最年少で選出。ディフェンダーとして全7試合に出場し、優勝に貢献した。

小学校の6年間続けた柔道を辞め、中学1年生でホッケーへ転向。天理高校ではキャプテンを務め、U‐18の代表にも選ばれた。

昨年1月、日本代表として初めて世界の舞台へ。正確なストロークと足の速さを武器に、現役大学生ながらアジア大会を含む4度の代表経験を持つ。

次の目標は、来年の東京五輪に出場すること。現在、2月に控える選考会へ向け、レシーブを中心に技術を磨いている。

モットーは「見返りを求めず人に尽くす」。時間を見つけてはごみ拾いをしたり、仲間がけがをしたときは本部神殿でお願いづとめを勤めたりしている。
「応援してくれる家族や周囲の人に喜んでもらえるよう、困難や失敗を恐れず挑戦し続け、常に高みを見つめていきたい」

【きりした・よしき】平成10年、奈良県生まれ。天理大学ホッケー部「ベアーズ」所属。性格は明るく真面目。趣味は服を買うこと。好きな食べ物はチョコレート。下市分教会ようぼく。20歳。

天理時報天理時報1月1日号 掲載