3年ぶり11回目のGP-愛町分吹奏楽団-

〝天理サウンド〟高らか
マーチングバンド全国大会
愛町分教会吹奏楽団(関根清和ディレクター)は昨年12月16日、さいたまスーパーアリーナで開催された第46回「マーチングバンド全国大会」の「一般の部(大編成)」に出場。圧巻のパフォーマンスを披露し、3年ぶり11回目のグランプリ(第1位相当)に輝いた。
愛町分教会吹奏楽団は、一昨年の「ウィンターガード・インターナショナル・チャンピオンシップ」で初の〝世界一〟に輝いた。
また、「こどもおぢばがえり」をはじめとする教内行事はもとより、教外イベントでの招待演奏なども積極的に行っている。
全国大会は、地方予選を勝ち抜いたチームが、日本一を競うコンテスト。
大会当日、同団は出場21団体の最後に登場。司会のアナウンスとともに、メンバーたちが颯爽とフロアへ駆け出した。
今年のショータイトルは「Princess Quest 剣に秘めた想い」。遥か太古の時代、恐怖と絶望の世界に落とされた少女が、幾多の試練を乗り越え、勇者として戦う物語を表現した。
ブラスによる静かなセッションで幕が開くと、やがて打楽器とカラーガードが加わり、会場のムードを盛り上げていく。
中盤では、勇者になった少女が剣を手に敵と戦う背後で、演奏メンバーがそれぞれの楽器を雄大に掲げていく場面も。
最後は、メンバー全員が寸分の狂いもないドリル演奏を披露し、約8分間のパフォーマンスが終了。会場から万雷の拍手が湧き起こった。
表彰式では、金賞の受賞団体などが発表された後、グランプリ(内閣総理大臣賞)が選ばれる。
各チームの代表者が静かに発表を待つなか、「グランプリ 東海ブロック、天理教愛町分教会吹奏楽団」とアナウンスされると、会場は祝福の歓声に包まれた。
関根ディレクター(75歳・同教会愛清布教所長・愛知県半田市)は「大会直前にけがを負ったメンバーもいたが、本番は全員で出場することができ、さらにグランプリを頂いて本当にありがたい。今後は、若手メンバーや新たなリーダー層の育成にも一層力を入れていきたい」と語った。
通算31回目の金賞-教校学園高-
同日に行われた「高等学校の部(大編成)」には、天理教校学園高校マーチングバンド部が出場。出場校最多となる通算31回目の金賞を受賞した。
今回で40回連続の全国大会出場を果たした同部。部員たちは「見てくださる方に喜んでいただく演奏演技」をモットーに、練習を重ねてきた。
今年のショータイトルは「剣心 Stick to Our Swords」。メンバーたちは同校の伝統である、一糸乱れぬドリルパフォーマンスで観客を魅了した。惜しくもグランプリには届かなかったが、金賞に輝いた。
キャプテンの平井勝家さん(3年)は「全国の舞台とあってとても緊張したが、仲間と一緒に自信を持って演奏できた。後輩たちには日々感謝の心で練習に励んでほしい」と話した。
なお、同部は今月14日、天理大学杣之内第1体育館で第11回「定期演奏会」を開催する。午前11時と午後2時の2回公演で、それぞれ開演30分前に開場。入場無料。
天理時報天理時報1月13日号 掲載
- 愛町分教会吹奏楽団は、迫力ある演奏と演技で観客を魅了。3年ぶり11回目のグランプリに輝いた (昨年12月16日、さいたまスーパーアリーナで)