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優勝候補に奮闘 8強入り-天理高ラグビー部-

天理高校ラグビー部は3日、東大阪市の花園ラグビー場で開催された「全国高校ラグビーフットボール大会」に出場。準々決勝で桐蔭学園高校(神奈川)と対戦し、29‐44で敗れ、ベスト8となった。

全国大会を間近に控えた昨年12月中旬、高校日本代表候補でチームの大黒柱である津野来真選手(3年)が左足第5中足骨を骨折。大会出場が叶わなくなった。

そんななか、津野選手はサポートに徹し、チームはメンバーのポジションを変更するなどの工夫をして、ピンチをチャンスに変えるべく調整を続けてきた。

迎えた初戦。天理高は2回戦から出場すると、前半6トライの猛攻を見せて43‐5と快勝した。

続く元日に行われた3回戦。対戦相手は、天理高よりも約10キロ平均体重が重い〝重量級フォワード陣〟を擁する中部大学春日丘高校(愛知)となった。

天理高は先制トライを許したものの、2連続トライを決めて10‐7と逆転。前半終了間際には、5分以上続いた相手の猛攻をチーム一丸となった〝白い壁〟が防ぎきり、失点をペナルティーゴール1本に抑えて、13‐10で折り返した。

後半も複数人でブロックする組織的な守備でゴールを割らせず、8分には照井悠一郎キャプテン(同)がリードを広げるトライを決めるなどして、21‐10で勝利した。

準々決勝の相手は、高校日本代表候補7人を擁する優勝候補の桐蔭学園高。5年前と3年前に準々決勝で対戦し、ともに敗れている。チームは借りを返すべく、ピッチに立った(写真)。

試合開始2分、ペナルティーゴールで先制を許したが、敵陣ラックからボールを持ち出した山脇一真選手(2年)が独走して逆転トライ。直後、敵陣ゴール前左隅ラックから右へパスを回し、照井キャプテンがトライを挙げ、12‐3と点差を広げる。その後、逆転に次ぐ逆転の熱戦を繰り広げ、19‐20で折り返す。

しかし後半、ボールを左右へ大きく展開するプレーと大型フォワード陣の突破力でディフェンスラインを崩されると、19‐37とリードを広げられる。

天理高は後半18分、髙崎翔太選手(3年)がタックルを受けながらもボールを離さずトライ。22分にもトライを決めて8点差まで追い上げたが、あと一歩届かず、29‐44で敗れてベスト8となった。

松隈孝照監督(46歳)は「セットプレーは安定していたが、中盤以降はボールを持たせてもらえなかった。そんななかも選手たちは最後まで精いっぱい戦った」と健闘を称えた。

照井キャプテンは「しっかり体を張ってディフェンスしようと試合前に話し合っていたが、相手を止めきれず、流れをもっていかれた。1、2年生のときは県予選で敗れたが、このチームで花園の舞台に立ててとても幸せだった。一方で、このままでは日本一に届かないことも分かったので、後輩たちには僕たちの経験を糧に、次こそ日本一に挑んでほしい」と話した。

天理時報天理時報1月13日号 掲載