7年ぶり2回目の全国準V-天理大ラグビー部-
明治大と激闘の末 惜敗
第55回「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」の決勝が12日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、関西王者の天理大学ラグビー部は関東の伝統校・明治大学と対戦。
試合終了間際まで息詰まる激闘を繰り広げたが、17‐22で惜しくも敗れ、7年ぶり2回目の準優勝となった。
2日の準決勝で、大会9連覇中の王者・帝京大学を破る快挙を成し遂げた天理大。
7年前の決勝で敗れた帝京大への雪辱を果たし、創部初、関西勢としては34年ぶりとなる大学選手権の優勝を目指して決勝の大舞台へ。一方の明治大も、22年ぶりの優勝を懸けてファイナルに臨んだ。
観客席が明治大を応援する人々で埋まるなか、先制トライを決めたのは天理大の島根一磨キャプテン。
しかし、その後はラインアウトなどのミスが重なり、明治大にリードを許す。
試合後半の終盤、天理大は連続トライで5点差まで猛追するも、ワントライ分届かず、大学ラグビー日本一の栄冠に、あと一歩届かなかった。
試合終了後の表彰式で、準優勝の賞状を受け取る島根キャプテン(12日、東京・秩父宮ラグビー場で)
天理時報天理時報1月20日号 掲載