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プロ4年目に飛躍 GG賞受賞 -天理高野球部OB/千葉ロッテマリーンズ 中村奨吾選手-


(写真提供=千葉ロッテマリーンズ)

プロ野球・千葉ロッテマリーンズの中村奨吾選手(26歳・西島分教会ようぼく・天理高校野球部OB)は、プロ入り4年目の昨シーズンに飛躍。オールスターゲームに出場したほか、パシフィック・リーグの「三井ゴールデン・グラブ賞(GG賞)」の二塁手部門に初選出された。

小学2年生から地域のリトルリーグで野球を始めた。父・優人さん(55歳・同ようぼく)の母校である天理高へ進学すると、1年目の秋からレギュラー入りを果たす。

その後、早稲田大学へ進学し、1年の春からリーグ戦に出場する。3年時には「日米大学野球選手権大会」の日本代表に選出。日本代表の優勝に貢献した。

走・攻・守で好成績

大学卒業後、ドラフト1位指名を受けて千葉ロッテマリーンズに入団。1年目を開幕一軍で迎えると、3月29日のソフトバンク戦に、代走でプロ初出場。その年、内外野合わせて五つのポジションで試合に出た。

翌年は一軍と二軍を行ったり来たりして結果を残せなかった。
3年目は、6月下旬以降、三塁手のレギュラーとして定着し、9月には月間8盗塁を記録。シーズン盗塁数を初めて二桁に乗せ、「自信になった」と振り返る。

シーズンオフ、チームの新監督に井口資仁氏が就任。現役時代、名二塁手として名を馳せた井口監督のもと、二塁手にコンバートされた。
大学時代に二塁手としてベストナインを3度受賞した中村選手は「希望していたポジションをもらったからには、期待に応えなければ。自分以外に誰にも守らせない」と飛躍を誓った。

迎えたプロ4年目の昨シーズン。チームの中心選手として「目標は打率3割で30盗塁、結果を出して試合に出続ける」ことを掲げた。
開幕戦に3番・二塁手として出場すると、4月は打率3割1分7厘、11盗塁を記録。その後も好調をキープし、夏にはファン投票などで選抜された選手が出場する〝夢の球宴〟「マイナビオールスターゲーム」に初選出。第2戦に出場した。
「子供のころから憧れていた舞台。楽しかったし良い経験になった」
 
その後も活躍を続け、全試合フルイニング出場を果たし、打率2割8分4厘(リーグ10位)、57打点、8本塁打、39盗塁(リーグ2位)の好成績を残した。
 
また、期待された二塁手としても好守を見せ、486補殺(アウトが成立した際、送球などの補助を行った選手に記録されるもの)を記録し、二塁手のリーグ記録を更新。守備率も9割9分3厘と堅守を誇り、GG賞に初選出された。
 
さらに22個の死球を受け、球団記録を更新。20個以上の死球を受けて全試合フルイニング出場したのは、日本プロ野球史上初の快挙となった。
 
中村選手は「本当にうれしい。二塁手にコンバートしてくださった井口監督、指導してくださったコーチ、チームメートの仲間たち、みんなに感謝したい。本当に充実した1年だった」と話す。
 
2月1日、石垣島で恒例の春季キャンプがスタートした。
中村選手は「今年はすべての面で昨年以上の成績を残し、チームとしてもリーグ優勝、日本一を目指していく」と意気込んでいる。

天理時報天理時報2月3日号 掲載