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天理出身のラガーマン躍動!ー立川理道選手 ・木津悠輔選手ー

天理大学ラグビー部OBの立川理道選手(29歳・但八分教会みちのり布教所ようぼく・クボタスピアーズ所属)と木津悠輔選手(23歳・トヨタ自動車ヴェルブリッツ所属)は先ごろ、ラグビー日本代表候補に当たる「ラグビーワールドカップトレーニングスコッド」(RWCTS)に選ばれた。このほか、天理出身のラガーマンが各種の日本代表入りを果たしている。

日本代表候補に選出

4年前のRWCで日本代表の躍進に大きく貢献し、2年前には日本代表の共同主将にも選ばれた立川選手(写真中央)。ところが昨秋、大学卒業後に日本代表入りして以来初めての代表落ちを経験すると、その後のRWCTSキャンプにも選ばれなかった。
それでも「いつ呼ばれてもいいように」と準備する中で、3月5日に同キャンプの「練習生」として声がかかった。
キャンプでは、原点に立ち返り、積極的に自身の強みをアピール。次のキャンプではメンバーに選ばれ、代表候補入りを果たした。

一方で、日本代表候補選手が中心となるスーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」でも、18日にチームへ合流した。
23日の「スーパーラグビー2019」第6戦、続く29日の第7戦で先発出場。第7戦のワラターズ(オーストラリア)戦ではサンウルブズが31‐29で勝利し、チームの今季2勝目に貢献した。
立川選手は「ワールドカップの最終メンバーに残ることが目標ではなく勝つことが大事。そこに向けて、いま置かれている立場で自分をアピールしたい」と意気は高い。


一方の木津選手は、2月2日に岐阜県で行われたラグビートップリーグ選抜とフランスの地方選抜チームの試合で、攻守にわたって献身的なプレーを見せると、RWCTSキャンプに追加招集された。
その後、3月29日、日本代表強化を目的に編成された特別チーム「ウルフパック」の一員として、ニュージーランド遠征の第1戦に先発出場した。
木津選手は「日本代表やサンウルブズを経験してきたメンバーと試合に出られたことに、まず喜びを感じている。試合には敗れてしまったが、海外の選手にもタックルやフィジカルの面で負けていないと感じたので、次の試合も、その部分を継続していく」と語った。

セブンズ(U25)日本代表入り 天理大ラグビー部OB-井関信介選手・久保直人選手-
天理大ラグビー部OBの井関信介選手(23歳・孝畑分教会長子弟・神戸製鋼コベルコスティーラーズ所属=写真)と、久保直人選手(22歳・兵神大教会ようぼく・豊田自動織機シャトルズ所属)は、2月24日から3月4日にかけて行われた男子セブンズ日本代表のアメリカ遠征にU25代表として参加した。

なかでも井関選手は、ラグビートップリーグのルーキーイヤーとなった昨シーズン、10月7日の日野レッドドルフィンズ戦で4トライを挙げるなど大活躍。立川、木津両選手とともに、今年のトップリーグ選抜チームのメンバーにも選出された。
プロ2年目を迎える今年は、さらなる飛躍が期待されている。

Jrジャパンにも招集-天理大OB・現役の5選手-

天理大ラグビー部OBの島根一磨選手(22歳・作州分教会ようぼく・パナソニックワイルドナイツ所属)とファウルア・マキシ選手(22歳・クボタスピアーズ所属)、同部の小鍛治悠太選手(3年)、藤原忍選手(同)、シオサイア・フィフィタ選手(同)はジュニア・ジャパンのメンバーとして「ワールドラグビー パシフィックチャレンジ2019」に出場した。

天理時報2019年4月7日号 掲載