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日本室内選手権連覇 世界へ-飛込日本代表の金戸凜 選手-

『高みをめざす幸せ』(道友社刊)の著者、金戸幸さん(旧姓・元渕=50歳・名髙分教会教人)の次女・凜選手(高校1年=写真中央)は、4月19日から東京辰巳国際水泳場で開かれた「日本室内選手権飛込競技大会 翼ジャパンダイビングカップ」に出場。昨年に引き続き、女子高飛込で優勝して連覇を達成し、初の「世界水泳選手権大会」日本代表入りを確実にした。
昨年、同大会の女子3メートル飛板飛込と同高飛込で2冠を達成した凜選手。高飛込では、父の恵太さん(51歳・同ようぼく)と共に練習してきた高難度の「5237D(後ろ宙返り1回半、3回半ひねり)」を成功させ、339・7点で初優勝した。

その後、「FINAダイビンググランプリ」や「世界ジュニア飛込選手権」に出場し、海外での試合経験を積んだ。
オフシーズンには、スポーツ庁支援「JSC有望アスリート事業」の一環として、オーストラリアやシンガポールで海外合宿を実施。技の安定感に磨きをかけてきた。
また、今年3月には、世界のトップ選手が集う「FINAダイビングワールドシリーズ」に初出場。準決勝敗退となったものの、「周りは世界のトップ選手ばかりで、緊張で足が震えた。これからは、その緊張感を楽しいという〝プラス〟の感情にもっていけるようになりたい」と語る。

今大会の5日前に右肩を痛めた凜選手。けがの不安を抱える中でも予選を2位通過した。「集中力はかなり高かった」と話す。
決勝では、日本人女子選手では凜選手のみが飛べる「5237D」を含む、5本すべてで70点以上を獲得。なかでも、2本目の「207C(後ろ宙返り3回半抱え型)」では、この試合最高得点の77・55を記録。「オーストラリア合宿の際、コーチから『この技はトップ選手でも苦手な人が多いから絶対に決められるようにしよう』とアドバイスをもらっていた」と、技の成功を喜ぶ。
結果、2位に40点以上の大差をつけて圧巻の優勝。父・恵太さんは「アグレッシブな演技ができていた」と。母・幸さんは、肩を負傷しながらも無事に演技を終えた凜選手を涙ながらに迎えた。
今大会で国際大会への派遣選考基準を突破した凜選手は、7月に韓国・光州で開催される「世界選手権」への代表入りを確実にした。なお、世界選手権の個人種目で決勝に進出(12位以内)すると、東京オリンピック日本代表に内定する。


5月初旬から、ロシアとイングランドでそれぞれ開催される「FINAダイビングワールドシリーズ」に出場している凜選手。「自分の技を確実なものにして、自信をもって飛べるようになりたい。そして、ワールドシリーズでは、次こそ決勝へ勝ち進み、メダル争いができるような演技を見せたい」と話している。

天理時報2019年5月12日号 掲載