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最高峰リーグで武者修行 夢の実現へ〝無限の努力〟

髙橋 楓姫女子プロサッカー選手


 「自分のアシストが勝利につながった。いま夢に近づいている実感がある。だから頑張れる」
 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーとして、ワールドカップに出場する。幼いころからの夢を実現すべく、現在、女子サッカーの世界最高峰プロリーグであるドイツ・女子ブンデスリーガ1部「MSVデュイスブルク」に所属し、武者修行中だ。
 初めてボールを蹴ったのは3歳のとき。二人の兄の影響でサッカーを始め、中学・高校はエリート校として知られる「JFAアカデミー福島」へ。日が暮れるまでボールを蹴り続けた。
「世界基準で自分を磨きたかった」。トライアウトに合格し、今年2月に渡独。2軍ではあるが、プロデビューを果たした。
 サッカーの練習はもちろん、ドイツ語の勉強にも力を入れている。「チームメートと綿密なコミュニケーションを取れるようになって、プレーヤーとしても、人としても信頼されたい」
 しかし、世界の壁は厚い。ドイツで真っ先に感じたのは、フィジカルとプレースピードの差だった。
 自分に足りないものは。チーム練習の1時間前にグラウンド入りし、足りないものを補うトレーニングを続けた。
 渡独から1カ月。初出場となった公式戦は、慣れ親しんだボランチで出場し、左右両サイドで動ける持ち味を発揮。その活躍が評価され、以後はミッドフィールダーとしても起用されるようになった。
 4月2日には、チームの勝利に貢献する初アシストを記録。「試合中の余裕が大事なのかも。先の展開が見えるようになってきた」。自分の弱さに正面から向き合う中で”心の余裕”が生まれたことに、「自身の成長を実感する」と。
 常に心に留めている言葉がある。
「努力は無限、継続は力なり」
「サッカーにも自分にも、真摯に向き合いたい。なでしこジャパンの一員になるという夢のために、本気で〝無限の努力〟をするつもりです」

天理時報2017年5月28日号掲載




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