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天・理・見・ど・こ・ろ・探・訪 vol.6

三輪山

〝神の山〟に伝わるササユリ伝説 三輪山(桜井市三輪)

 新緑がまぶしい季節となりました。今回は天理市の南隣、桜井市にある三輪山で、梅雨入り前に見頃を迎えるササユリを紹介します。
 三輪山は古より〝神の山〟と崇められてきました。この一帯に、ササユリが多く自生していたことが『古事記』に記されています。
 ササユリは笹に似た葉が特徴の、日本原産のユリ。環境の変化などで一時は激減したものの、有志の尽力で見事に復活。大神神社の境内にある「ささゆり園」では、5月下旬から6月中旬にかけて、1千株以上が薄紅色の花を咲かせます。
 さて、三輪山のササユリには、こんな伝説があるのをご存じですか。三輪山の麓、狭井川の畔に住んでいた大物主神の御子神・姫蹈鞴五十鈴姫命が、ササユリを摘んでいたところを神武天皇に見初められ、皇后として迎えられたというのです。
 可憐なササユリが五十鈴姫の美貌を一層引き立てたのでしょう。〝古の恋物語〟に、うっとりとした気持ちになりました。
 ゆり園から北へ進み、「大美和の杜展望台」へ。奈良盆地が一望でき、大和三山もくっきりと見える、お薦めのビュースポットです。
 昼食は、二の鳥居近くの「森正」で、そうめんと柿の葉寿司を頂きました。柿の葉の香りが移ったお寿司は爽やかで、何個でも食べられそうです。
 神代の昔に思いを馳せながら、私もササユリのように、楚々とした女性になりたいと思いました。

いきいき通信





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