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天・理・見・ど・こ・ろ・探・訪 vol.9

柿

天理生まれのオリジナル品種 刀根早生柿(天理市萱生町)

 爽やかな風に秋の気配を感じる9月、大和の名産である柿も色づいてきます。今回は、日本の柿の三大品種の一つ、「刀根早生柿」の発祥地である萱生町を訪ねました。
 この辺りは以前から柿の生産が盛んでしたが、昭和34年の伊勢湾台風で大きな被害を受けました。
 そんななか、折れた平核無柿の枝を、その根元から芽を出した若木に接ぎ木して育てたところ、普通の柿よりも2週間ほど早く実をつける木に成長したのです。この木は突然変異の新品種であることが明らかになり、生産者の名前から刀根早生柿として品種改良。やがて全国各地で生産されるようになりました。
 萱生町周辺には、大小の古墳があります。なかには墳丘に柿やみかんの木が茂っているものも。オブジェのような枝ぶりに、たわわに実った柿が夕日に染まる風景はとても美しく、ずっと見ていたい気分です。
 散策中、農園の方に柿を一つ頂きました。刀根早生は種なしの渋柿ですが、渋抜きが済んだ柿は果肉が甘く、とてもジューシーです。
 帰りは、山の辺の道沿いにある茶店で手作りのわらびもちに舌鼓。きな粉がたっぷり掛かったわらびもちは、弾力があって、食べ応え十分です。
 読書やスポーツもいいですが、私はやっぱり食欲の秋!今年も大和の秋の味覚を、心ゆくまで堪能したいですね。

いきいき通信





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