
「悲嘆」を「希望」に変えるとき
宗教から見た世界 「悲嘆」を「希望」に変えるとき 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 来年1月、米国第46代大統領に就任するジョー・バイデン氏は、J.F.ケネディ以来、二人目のカトリックの大統領となる。・・・

「われわれ」をめぐる葛藤
宗教から見た世界 「コロナ禍の世界」から見る宗教」 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 米国は「自由の国」といわれる。自らもそれを誇り、また他国にもそれを根づかせようとしてきた(1945年以降の日本にお・・・

「コロナ禍の世界」から見る宗教
宗教から見た世界 「コロナ禍の世界」から見る宗教」 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 今般の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、結果的に・・・・、宗教に対する社会の眼差しをあらためて浮き彫りにした。・・・

宗教から見た世界 「メメント・モリ」
宗教から見た世界 「メメント・モリ」 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 3月11日、WHO(世界保健機関)は新型コロナウイルスを「パンデミック」(世界的大流行)として認定した。鳥インフルエンザやエボラ出・・・

BREXITとラグビー・アイルランドチーム
BREXITとラグビー・アイルランドチーム 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 英国の欧州連合(EU)離脱(BREXIT)の問題については、本コラム(2月3日号)でも取り上げた。それから半年以上経た現在、・・・

宗教から見た世界 「我らが貴婦人」の火災
宗教から見た世界 「我らが貴婦人」の火災 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 4月15日に起こったパリのノートルダム大聖堂の火災は、世界中に大きな衝撃を与えた。世界遺産にも登録されるパリの代表的な観光名所・・・

宗教から見た世界 イラン革命40年 宗教との共存の時代へ
イラン革命40年 宗教との共存の時代へ 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 1979年に起こったイラン革命から、今年で40年になる。当時のイスラム教シーア派の最高指導者ホメイニー師を奉じる革命派が、親米派・・・

宗教から見た世界 近代思想史から見る「明治150年」
近代思想史から見る「明治150年」 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 今年は明治維新から150年の節目に当たる。現在放映中のNHK大河ドラマ「西郷どん」では、新しい日本の誕生を夢見る西郷隆盛の獅子奮迅の・・・

宗教から見た世界 米大使館エルサレム移転問題をめぐって
米大使館エルサレム移転問題をめぐって 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 5月14日の「イスラエル建国の日」に合わせ、米国は、在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムへ移転した。 これは昨年のトランプ・・・

宗教から見た世界 移民問題と人々の「分断」
移民問題と人々の「分断」 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 来月行われるイタリアの総選挙では、移民受け入れの問題が争点になっている。 今月3日、中部の街マチェラータで、アフリカ系移民6人が銃撃される事件・・・

宗教から見た世界 ルターの宗教改革500年
ルターの宗教改革500年 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 マルティン・ルターによって開始された「宗教改革」から、今年で500年になる。 1517年10月31日、ドイツの修道士で大学教授でもあったル・・・

宗教から見た世界 ロヒンギャ問題――理念と現実のはざまで
ロヒンギャ問題―理念と現実のはざまで 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 ミャンマーの「ロヒンギャ問題」への対応に、国際社会の批判が高まっている。 「ロヒンギャ」は、ミャンマーのラカイン州北西部に住む・・・

宗教から見た世界 トランプ「エルサレム首都」宣言の背景
トランプ「エルサレム首都」宣言の背景 島田勝巳天理大学宗教学科教授 トランプ米大統領は12月6日、イスラエルの首都をエルサレムと認定すると宣言し、テルアビブにある米国大使館をエルサレムへ・・・

宗教から見た世界 「米国のパリ協定離脱と法王の失望」
米国のパリ協定離脱と法王の失望 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 6月1日、米国のトランプ大統領は「パリ協定」からの離脱を表明した。 パリ協定は、1997年に採択された「京都議定書」に代わる地球温暖・・・

宗教から見た世界 「フランスと〝われわれ〟の行方」
フランスと〝われわれ〟の行方 島田 勝巳天理大学宗教学科教授

宗教から見た世界 「アメリカの〝文化的深層崩壊〟としてのトランプ大統領誕・・・
アメリカの〝文化的深層崩壊〟としてのトランプ大統領誕生 島田勝巳天理大学宗教学科教授 まさに歴史的な大番狂わせである。 アメリカ大統領選挙で、ヒラリー・クリントン氏を抑え、ドナルド・トランプ氏が勝・・・

宗教から見た世界 「〝ポスト・トゥルース〟時代のリテラシー」
〝ポスト・トゥルース〟時代のリテラシー 島田 勝巳天理大学宗教学科教授 「ポスト・トゥルース」(post-truth)。昨年、オックスフォード英語辞典は、この言葉を「今年の単語」として選出した。これ・・・